

しびれを伴う神経症状
指先にかけての痺れ(しびれ)が生じるものの代表格として手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)などが挙げられますが、その他にも腕から指先にかけての痺れ(しびれ)をきたすもので頚椎性のものがあります。骨に異常がない場合は胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれるものがあります。

指先にかけての痺れ(しびれ)が生じるものの代表格として手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)などが挙げられますが、その他にも腕から指先にかけての痺れ(しびれ)をきたすもので頚椎性のものがあります。骨に異常がない場合は胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれるものがあります。


【手のしびれを引き起こす疾患】
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
胸郭出口症候群は、手が痺れ(しびれ)たり、腕に力が入りにくくなる神経症状の一つです。
胸郭出口は首と胸の間にある通路です。脳から伸びる神経が、頚椎(けいつい)から肋骨と鎖骨の間を抜け、脇の下を通って腕に行きます。
首から脇の下に抜ける際に神経が圧迫され、症状が出るのが胸郭出口症候群です。
主な圧迫箇所は、首の横の筋肉である斜角筋(しゃかくきん)の間、肋骨と鎖骨の間、脇の下になります。

頚椎症
頚(=首)は、頚椎(けいつい)と呼ばれる7つの骨により構成されています。
頚椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなどの症状が発現したものを総称して、頚椎症と呼んでいます。
神経根や脊髄が圧迫され、頚や肩甲骨付近の痛みや、頚肩から腕や手にかけて痛みやしびれを生じることもあります。障害される部位により頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症と呼ばれます。また両者を合併することもあります。

腰から臀部・足にかけての痺れ(しびれ)が
生じるものの代表格として
坐骨神経痛が挙げられますが、神経痛といえば、
一昔前までは高齢者に多い症状とされていたものの、
近年では20代〜30代の若年層にも発症することは
決して珍しくありません。

腰から臀部・足にかけての痺れ(しびれ)が
生じるものの代表格として
坐骨神経痛が挙げられます
近年では若年層にも発症することは
決して珍しくありません。

【坐骨神経痛を引き起こす疾患】
梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
梨状筋症候群では、主に股関節の曲げ伸ばしの動きで痛みが誘発されるので、椅子やベッドから立ち上がる時やしゃがんだ状態でクツを履く動作などで痛みを伴います。
その他にも長時間ずっと座りっぱなしの姿勢をとることでも、坐骨神経が梨状筋に圧迫され、痛みやしびれなどの症状がみられることがあります。
例えば、長時間のデスクワークや長距離の自動車運転、頻繁な交通機関での長距離移動などがあげられます。
背骨は、椎体という骨が連なって構成されています。そしてこの椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という軟骨繊維があります。
さらにこの椎間板から髄核がはみ出してしまう状態を椎間板ヘルニアと言います。腰部の椎間板で起こると神経を圧迫し、坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。
中腰や前かがみなど、同じ姿勢で行う作業を長時間続けたり、急に重たいものを持ち上げたりしたことが引き金となって発生する危険性があります。

腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、急性型と慢性型の2つに分類されます。
背骨は、椎体という骨が連なって構成されています。そしてこの椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という
軟骨繊維があります。さらにこの椎間板から髄核がはみ出してしまう状態を椎間板ヘルニアと言います。腰部の椎間板で起こると神経を圧迫し、坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。


脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
脊柱管は背骨の中央にあり、脊髄とそれに続く神経が通っています。 この脊柱管が狭くなるのが脊柱管狭窄症で、腰のあたりで発症するものを腰部脊柱管狭窄症と言います。
腰部脊柱管狭窄症を発症すると神経を圧迫し、腰の痛みや足のしびれなどの症状を起こします。
先天的な原因(生まれつき脊柱管が狭い、弱い)の場合もありますが、多くは加齢によって腰椎が変化し、脊柱管が狭くなってしまうことで起こります。
【脊柱管狭窄症は3つのタイプに分かれます】
○神経根圧迫タイプ
脊柱管から左右にでる神経根のどちらかが圧迫された場合で、圧迫された側の腰から足にかけ痛みやしびれの症状がでるもの。
○馬尾圧迫タイプ
腰椎から骨盤(仙骨)にかけ走行する馬尾神経が圧迫された場合は、足の痺れや麻痺、脱力感といった症状の他に、排尿や排泄障害(尿や便が出にくいや、我慢できない)がおきたり、すべり症に由来するため股間やお尻周辺にムズムズ感やチリチリ感が出ることもあります。
○混合タイプ
混合タイプは、神経根圧迫タイプと馬尾圧迫タイプの両方の症状がみられます。


しびれ・神経症状の原因からアプローチする整体
当院では症状だけを聞いてすぐに施術を行ったり、数回で劇的な変化を出すような施術ではありません。
初回にお体のことや症状などの経緯について詳しくお聞きします。またケガや病歴・日常生活での負担のかかり方についてもお聞きします。初回時に腰痛やしびれ・肩こり等の慢性症状の原因となる、(運動器)筋・骨格・神経系の状態を把握することが重要です。

当院は初回に3D姿勢分析器を含む【10項目の検査】を行います。
- 運動神経検査
- 自律神経検査
- 感覚神経検査
- 筋・血流検査
- リンパ系検査
- 頸部コンディション検査
- 内蔵(経絡)検査
- 呼吸コンディション検査
- 3D姿勢分画像検査
- 骨格歪みレベル検査

※検査等により、医療機関での受診・MRI・レントゲンなどが必要となる方には
当院の提携病院をご紹介致します。
慢性的におきる腰痛やしびれの原因となる症状と、その根本な原因について詳しく調べていことで、症状の原因へアプローチするソフトで短時間での施術を行うことができます。
その結果お体への負担を必要最小限で、最大の効果を得られる整体により、あなたの本来あるべき状態へと目指していくことができるのです。
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