腕や手のしびれ

腕や手のしびれは首から手へ向かっている、運動神経に負荷がかかり過ぎることでおきたりします。また、病的な問題からも起きてきますので注意が必要です。

しびれ症状が出てくるまで首や肩こり、頭痛といったことが日常から起きていることが多く、それに対し痛み止めや我慢することで徐々に悪化していきます。
多くは長期的に姿勢が悪いことが多いですが、その他には栄養的な場合や、水分不足・喫煙・ストレスといったことからも症状が出てきます。

発生するケースとしては以下も考えられます。

・頸椎ヘルニア
椎間板の一部が正常の椎間腔を超え、飛び出した椎間板が神経を圧迫します。

・頚椎症
加齢による首の骨や周りの組織が変形する事で神経を圧迫してしまう状態です。
片側にのみ症状が出る事が多いです。

・胸郭出口症候群
手の甲や前腕や上腕がしびれている場合や両手がしびれる事が多いです。

・肩頚腕症候群
首・肩・腕にかけて痛みやしびれが神経や血管等の問題で生じる症状です。

・肘部管症候群
小指と薬指の小指側半分の全体がしびれることが多いです。

・手根管症候群
親指と人さし指や中指と薬指の母指側半分の手のひらだけがしびれていることが多いです。

・病的な問題
片側の手足がしびれる場合や上肢のほかに口の周りなどがしびれる場合などには、頭の中の病気脳腫瘍や脳血管障害などの頭蓋内病変やその他糖尿病やといったものも考えられます。